【後悔】ゴールデンドゥードルが大変と言われる理由5選!知っておきたいポイントを解説

      2025/12/25

「まるでテディベアみたい!」と大人気のゴールデンドゥードル。

「いつか飼ってみたい」と憧れる一方で、ネット上の「大変」「後悔」といった言葉を見て不安になっている方もいるのではないでしょうか。

両親から受け継ぐ「賢さ」と「人懐っこさ」は大きな魅力ですが、同時にミックス犬特有の「個体差の大きさ」や、想像以上の「活動量」に直面し、育児ノイローゼのようになってしまう飼い主さんがいるのも事実です。

「大変」と言われる原因の多くは、犬の性格が悪いからではありません。

飼い主さんが運動量・学習スピード・被毛ケアの手間を甘く見積もってしまい、準備不足に陥ることで発生します。
(参考文献:Goldendoodle|PetMD

この記事では、「ゴールデンドゥードルが大変と言われる5つの理由」を解説します。

事前に「大変さの正体」を知り、対策を立てることができれば、彼らはあなたにとって最高のパートナーになります。後悔しないための予習を始めましょう。

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犬猫ペットのお薬通販輸入代行うさパラのコンテンツ制作チーム。専門知識を活かし、正確で分かりやすい情報発信を心がけています。 薬剤師 ・獣医師が在籍。

目次

【結論】ゴールデンドゥードル大変と言われる理由は「運動量・賢さ・被毛ケア」

結論から言うと、ゴールデンドゥードルは決して「楽な犬」ではありません。

彼らは大型犬の体力と、高い知能、そして手入れの難しい被毛を併せ持っています。

そのため、「かわいいから」「抜け毛が少なそうだから」という理由だけでお迎えすると、生活のギャップに苦しむことになります。

しかし、裏を返せば「大変なポイント」を事前に理解し、生活設計(時間・予算・家族の協力)ができる人にとっては、これほど愛情深く、頼もしい相棒はいません。 

「思っていたのと違う」という後悔は、多くの場合、犬種のせいではなく準備不足から生まれます。

まずは彼らの特徴を正しく知ることから始めましょう。

ゴールデンドゥードルってどんな犬?

ゴールデンドゥードルは、盲導犬などの介助犬として活躍できる「賢く、アレルギーの人でも飼いやすい犬」を目指して、ゴールデンレトリバーとプードルを交配して誕生しました。

一般的には「温厚でフレンドリー」「家庭犬として理想的」と紹介されることが多いですが、あくまでミックス犬であるため、純血種のように性質が固定されていません。

そのため、以下の3点において大きな個体差が出やすいのが特徴です。

  1. サイズの幅がある 「スタンダード」「ミディアム」「ミニチュア」といった区分はありますが、これらはあくまで目安です。親犬が小さくても、祖先の遺伝子(隔世遺伝)によって予想以上に大きく育つことも珍しくありません。
  2. 毛質が多様で複雑 「抜け毛が少ない」という特徴が強調されがちですが、それは「毛が抜けない=伸び続ける」ことを意味します。直毛に近い子から強い巻き毛の子まで様々ですが、どの子も定期的なカットとケアが必須です。
  3. 世代による違い 両親が純血種同士の「F1」や、そこへさらにプードルを掛け合わせた「F1b」など、世代によって毛質や体質の傾向が変わりますが、これらも「絶対の保証」ではありません。

「どんな子に育っても受け入れる」という柔軟な姿勢が、この犬種を迎える上での大前提となります。

(参考文献:Caring for Your Goldendoodle: Health Concerns and Cancer Awareness|ImpriMed, Inc.

【後悔】ゴールデンドゥードルが大変と言われる理由①無限のスタミナ

1つ目の壁は、レトリバーとプードルという「元猟犬」同士のハイブリッドゆえの「底なしの体力」です。

彼らは「近所を少し歩けば満足する犬」ではありません。

運動欲求が満たされないと、有り余ったエネルギーがストレスとなり、家の中を全力疾走する「夜の運動会」や、クッションや家具を破壊するといった問題行動に直結します。

また、退屈さから飼い主さんにちょっかいを出して吠え続ける「要求吠え」も、運動不足のサインであることが多いです。

対策:体を疲れさせるより「頭」を使わせよう

体力のある彼らを散歩だけで疲れさせるのは至難の業です。重要なのは「頭を使った遊び(エンリッチメント)」を取り入れることです。 おやつを隠して探させるノーズワークや、知育玩具、新しい芸の練習などを組み合わせることで、脳に適度な疲労感を与え、満足度を高めることができます。特に雨の日は、室内でこうした頭脳ゲームを行うプランを用意しておくと、破壊行動の予防になります。

【後悔】ゴールデンドゥードルが大変と言われる理由②賢い=しつけが簡単とは限らない

「賢い犬だから、すぐに良い子になるだろう」という期待は、時に裏切られます。

賢さは諸刃の剣で、良いことだけでなく「悪いこと」も驚くべきスピードで学習してしまうからです。

例えば、散歩中にリードを強く引いたら前に進めた経験から「引っ張れば思い通りになる」と学んだり、飛びついたら人が反応してくれた経験から「飛びつき=挨拶」と認識したりします。

また、外の世界への好奇心が旺盛なため、呼び戻しの指示よりも興味を優先してしまうことも少なくありません。

対策:叱るよりも「成功環境」を作る

彼らのしつけで大切なのは、力で抑え込むことではなく「信頼関係」と「環境設定」です。 

引っ張り防止の道具を活用したり、落ち着いている時を見計らって褒めたりと、「良い行動をした方が得だ」と理解させるアプローチが効果的です。

まずは「おすわり」などの芸よりも、社会化(様々な音や場所に慣らすこと)や、興奮した時に自分をコントロールする「待て」「マット」の練習を優先しましょう。

【後悔】ゴールデンドゥードルが大変と言われる理由③毛のお手入れが想像以上に大変

多くの飼い主さんが最も苦労するのが、この被毛ケアです。

「抜け毛が少ないなら掃除が楽」と思うかもしれませんが、その代わりに「毛玉との戦い」が待っています。

彼らの毛は非常に細くて柔らかく、放っておくとすぐにフェルト状に固まってしまいます。

ブラッシングが追いつかずにガチガチの毛玉ができると、皮膚が引っ張られて痛みを生じたり、通気性が悪化して皮膚炎になったりします。

対策:トリミング代は必要経費として計算を

「毎日完璧にブラッシングしなきゃ」と気負うと挫折します。「平日は脇の下と耳の後ろだけ、週末は全身」など、無理のない範囲で継続することが大切です。 また、トリミングサロンでは、毛量とサイズゆえに「大型犬料金(長毛種)」に加え、毛玉料金が加算されることもあります。家計を圧迫しないよう、年間でかかる美容費を事前にシミュレーションし、プロに任せる頻度と自宅ケアのバランスを決めておきましょう。

【後悔】ゴールデンドゥードルが大変と言われる理由④口・耳・皮膚まわりのケアが手間になりやすい

豊かな被毛と特徴的な体質により、衛生管理にも手間がかかります。特に注意したいのが「耳」と「口周り」です。

プードル譲りの「耳の中まで毛が生える垂れ耳」は通気性が悪く、外耳炎のリスクが非常に高い構造です。耳を頻繁に掻いたり、頭を振ったり、嫌な臭いがしたりする場合は要注意です。 また、レトリバー特有のよだれや、水を飲んだ後の濡れた口周りを放置すると、雑菌が繁殖して赤くただれる「よだれ焼け」を起こします。

対策:日々のチェックを習慣化する

特別なケアをしようとする前に、まずは「観察」を習慣にしましょう。 週に1回は耳の中を見て、赤みや汚れがないかチェックする。食後や水を飲んだ後は口周りを拭く。こうした地味な作業の積み重ねが、慢性的な皮膚トラブルを防ぐ一番の近道です。

【後悔】ゴールデンドゥードルが大変と言われる理由⑤寂しがり屋で留守番が苦手

ゴールデンドゥードルは、人が大好きでセラピー犬にも向いている反面、「孤独」が極端に苦手な傾向があります。

飼い主さんと離れる不安が強すぎると、留守番中にパニックになって吠え続けたり、家具を破壊したり、トイレ以外で排泄してしまったりする「分離不安」になることがあります。これは「嫌がらせ」ではなく、心のSOSです。

対策:最初から長時間の留守番をさせない

お迎え直後から長時間一人にするのではなく、数分程度の短い留守番から始めて「必ず帰ってくる」と学習させましょう。 外出時や帰宅時に過剰に構うと、一人の時間とのギャップで不安が強まることがあります。淡々と出かけ、淡々と帰宅することが、彼らを安心させるコツです。どうしても留守番が長くなる場合は、ペットシッターや犬の保育園の利用も検討してください。

(参考文献:Goldendoodle Separation Anxiety|ABCs Puppy Zs.)

お迎え前に知っておくべきポイント

ここまで読んで「やはり大変そうだ」と感じた方もいるかもしれませんが、以下の3点を事前に対策しておけば、トラブルの多くは回避できます。

1. サイズ予測の難しさへの備え

「ミニチュアだからマンションで飼える」というギリギリの判断は危険です。親犬が小さくても、成犬時に20kgを超えることは珍しくありません。住環境や車、キャリーバッグなどは、「もし最大サイズになっても対応できるか?」という余裕を持って準備しましょう。

2. 生涯かかるコストの試算

食費や医療費だけでなく、トリミング代が大きなウェイトを占めます。体が大きくなればなるほど、その負担は増えます。「大型犬料金」を毎月払い続けられる経済的余裕があるか、冷静な計算が必要です。

3. 家族のチームワーク

運動、しつけ、ケアを誰か一人(特にお母さん)に任せきりにすると、必ず限界が来ます。「朝の散歩は父、ブラッシングは母、週末のドッグランは全員で」のように、家族で役割分担ができる体制を整えておくことが、飼育放棄を防ぐ防波堤になります。

「ゴールデンドゥードルが大変」に関するよくある質問

Q1. ゴールデンドゥードルは初心者でも飼える?

A. 飼えますが、「初心者向き=手がかからない」ではありません。 非常に賢く、人の感情を読み取るのが上手な犬種なので、初心者の方でもパートナーとしての絆は結びやすいです。ただし、しつけやケアの難易度は高めなので、お迎え前にプロのドッグトレーナーに相談したり、パピー教室に通ったりする計画を立てておくことを強くおすすめします。

Q2. トリミングはどのくらいの頻度?

A. 月1回が目安です。 毛玉ができやすい子や、短めのカットを維持したい場合は3週間に1回程度必要になることもあります。ブラッシングが苦手な場合は、毛玉になる前にプロにリセットしてもらう方が、犬にとっても飼い主にとってもストレスが少なくなります。

Q3. どれくらい散歩が必要?雨の日はどうする?

A. 1日2回、各45分〜1時間程度が理想です。 距離だけでなく、他の犬との挨拶や匂い嗅ぎなど「質の高い散歩」を意識してください。雨の日は、室内でノーズワークや引っ張りっこ、簡単なトリック練習を行うことで、散歩の代わりとなる満足感を与えることができます。

【まとめ】覚悟と準備があれば、ゴールデンドゥードルは最高のパートナーになりうる

ゴールデンドゥードルが「大変」と言われる理由は、主に「底なしの運動量」「人間顔負けの賢さ」「手のかかる被毛」の3点に集約されます。

しかし、これらは裏を返せば、「一緒にアクティブに遊べる」「高度なコミュニケーションが取れる」「手をかけた分だけ愛らしくなる」という最大の魅力でもあります。

「大変さ」を「生活設計の課題」として捉え、時間とコスト、そして心の準備を整えられる人にとって、ゴールデンドゥードルは、かけた愛情の何倍もの幸せを返してくれる最高の相棒になるはずです。

監修者コメント
監修者の写真

「ゴールデンドゥードルは大変」「後悔する」という噂は本当?その理由は、想像以上の運動量・賢さゆえのしつけの難しさ・被毛ケアの手間にありました。この記事では、ゴールデンドゥードル飼育のリアルな壁を5つに分解して徹底解説。迎え入れてから「こんなはずじゃなかった」と悩まないために、事前に知っておくべきサイズ予測の難しさやトリミング費用の現実、具体的な対策法をお伝えします。

監修・うさパラ コンテンツ制作チーム

 - 犬の健康

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