2025/07/24

こんにちは!うさパラスタッフです。
先日さむ~いなか公園で愛犬を散歩させていたところ、モッフモフのシベリアンハスキーと出会いました。飼い主さんと話してみたら、最近ご近所に引っ越してきたんだとか。
逞しいシベリアンハスキーとは逆で、スタッフの愛犬はロングコートのチワワです(現在6歳)。
外遊びや散歩が大好きな子ですが、この時期はどうしても外の寒さが気になるところ。寒さ対策のウェアは散歩時に欠かせません。
そこでふと、ワンちゃんと犬用ウェアの関係性が気になって調べてみました💡
寒さ対策以外にもいろんなメリットがありましたので、ご紹介します!
メリット① 寒い季節の低体温症を防ぐ
ワンちゃんには、被毛による体温調節ができる犬種とできない犬種がいます。
例えば中型犬以上の大きさだと、体毛の下に短い毛(アンダーコート)が生えていることが多く、寒い季節に体温が逃げないようにする役割を果たしています。
逆に夏には夏毛といって、通気性のある被毛へと生え変わるので、一年を通して体温調節が可能なんですね。(うらやましい…!)
その一方で小型犬は、基本的に「室内飼育を前提に交配された犬種」のため、アンダーコートを持っていないワンちゃんが多いのです。またチワワのように、アンダーコートを持っていても暑い地域の原産のため寒さに弱いという犬種も存在します。
これらの小型犬は体温調節が苦手で低体温症を引き起こしやすいため、寒い時期のお散歩などは洋服で体温調節を助けてあげるのが好ましいと言えます💡
またいくら体温調節ができる犬種でも、年を重ねるごとに人間と同じく体の機能は衰えていきます。若いころは大丈夫だった気温が、加齢とともに体に負担を与えてしまう…ということはよく起こります。これは低体温症のみならず、夏場の熱中症も同じ。
状況に合わせて洋服を着せてあげたり、飼育環境を変えてあげたりと、ワンちゃんの体のシステムに沿って調整してあげましょう。
メリット② ノミやマダニの付着を防ぐ
洋服を着せることで、散歩中、ワンちゃんに危害をもたらす害虫から体を守る効果にも期待できます。
ここ数年では防虫加工がされたウェアも続々登場しており、キャンプなど自然の中で遊ばせる際や草むら遊びが大好きなワンちゃんにぴったり(^^)/
とはいえ、素材によってはウェアに害虫が付着する可能性があるので、帰宅後は着替えなどでケアしてあげてください。また洋服だけでは完全に害虫を防げないので、お薬も一緒に使うことをおすすめします💊
メリット③ 紫外線から皮膚を守る
紫外線がワンちゃんに与える影響として、大多数を占めるのが皮膚への影響です。
シミや皮膚炎などのトラブルを起こすだけでなく、皮膚がんの原因になってしまうことも。
特に紫外線はあつ~い夏に強まりますが、「暑い日に洋服を着せて大丈夫??」と心配になるオーナーさんもいるかと思います。
が、最近の犬用ウェアには「遮熱素材」「保冷剤を入れるポケットつき」「水で濡らしてから着せると涼しさが長持ちする特殊素材」など、クーリング機能に長けたものが続々出ている模様。これらのハイテクウェアは一つ持っていても良いかもしれません。
とはいえ、適度な日光であれば皮膚の殺菌を促したり、骨や歯を健康的に維持するビタミンDの摂取を助けてくれます。そして人間と同じく、ポカポカ日差しでうっとり幸せ気分になるのはワンちゃんも同じ。紫外線の強さに合わせて調節してあげてくださいね。
メリット④ 抜け毛を防ぐ
抜け毛のお手入れ、大変ですよね…。
かくいう筆者も愛犬のチワワの換毛期は一日に何回もコロコロをしています。が、換毛期だけ家でも洋服を着せるようにしたところ、お手入れがずいぶんと楽になりました。
またペット同伴可の施設では、エチケットとして洋服を着せる場合も多いようです。
もちろん、服を着せたままだと抜け毛がふけが溜まってしまうので、人間と同じように着替えやお風呂でケアしてくださいね。
いかがでしょうか?洋服を着せることによるメリットは意外にも多いんです。
ただし、一番大切なのはワンちゃんの負担にならないか、ということ。もし洋服を着せる際に嫌がるのであれば、無理に着せずに様子をみてくださいね。
おやつなどのご褒美を使って着てもらったり、短時間の着用から始めたりと徐々に洋服に慣れてもらうのも手。
ワンちゃんとオーナーさんのより快適なペットライフに向けて、犬用ウェアを上手に役立てていただければ幸いです♪
以上、うさパラスタッフでした🐶
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