2025/07/24

こんにちは、うさパラです。
少しずつ暖かい日が増え、春の訪れを感じますね🌸
春といえば🍓いちご🍓の季節! 最近ではいちご狩りをペットと楽しめる施設も増えているようで、いちごをペットに与えたい飼い主さんも多いのではないでしょうか?
でも、いちごをペットにあげてもいいのでしょうか????
今回は犬・猫・うさぎにいちごを与えてもいいのか?与える場合の注意点や適切な量についても説明します。
ペット(犬・猫・うさぎ)はいちごを食べても問題なし!
いちごは、犬や猫、うさぎが食べても問題のない食材です。
またビタミンCや食物繊維、歯のホワイトニング効果のある酵素などを含むので健康的なおやつだと言えるでしょう♪
ただし、いちごジャムなどの加工食品は食べると消化不良を起こしたり、砂糖が多く含まれていたりするので与えるのはやめてください⚠
またいちごを与える際は、水道水などでよく水洗いし、ヘタや葉を取り除いてから与えましょう。ヘタなどに有毒な成分が含まれているわけではないですが、固くて食べにくいので取り除くことをおすすめします。
いちごを与える場合の1日量の目安は?
どんなおやつ(間食)に対しても言えることですが、おやつの量は1日の総カロリーの10%を超えないようにしましょう!
具体的な1日量の目安としては☟☟
- 5kgの犬でいちご2個
- 3kgの猫でいちご1個
- 1kgのうさぎでいちご半分
が1日に与える目安になります。 (いちご1個当たり15g、6キロカロリーでの計算)
いちごの注意点
いちごを与える際の注意点は以下のものがあげられます。
- キシリトール含有
- アレルギー
- 消化器症状
一つずつみていきましょう💨
★キシリトール含有
いちごにはキシリトールが含まれることが知られています。
キシリトールは犬が摂取すると低血糖や肝障害を起こす可能性があります。
キシリトール入りのガムなどは多量に含まれているので注意が必要ですが、いちごなどの果物に含まれる量は微量なので与えすぎなければ問題ありません。
また、猫は2018年のベルギーの研究チームの発表でキシリトールを摂取しても問題ないことが示されています。うさぎに関してキシリトールの安全性は評価されていないので、与えすぎには注意しましょう。
★アレルギー
いちごでアレルギー症状が出る場合があります。
そのため、リンゴや桃、サクランボなどのバラ科の果物に対してアレルギーを持っているペットには与えない方が無難。
今までにアレルギーを起こしたことがない場合でも、初めていちごを与える場合は少量(1/10個程度)にして体調や皮膚に変化がないか様子を見るようにしましょう。
★消化器症状
いちごを多量に食べた場合、嘔吐や下痢などが起こることが知られています。
その原因は、いちごに含まれているキシリトールやビタミンC。
適量であれば問題ないですが、一気にたくさん食べると消化器症状を引き起こす可能性が高くなるので注意しましょう。

今回のブログでは、ペットのおやつに🍓いちご🍓を与えてもいいのか解説しました。春はいちごがおいしい季節。適切な量を守って、ペットと一緒に春の味覚を楽しんで下さいね。
以上、うさパラスタッフがお届けしました✨
関連記事
-
-
危険!注意!ペットのNG食材
こんにちは。うさパラスタッフです。 その昔、お出かけから帰ってきたら当時飼っていたダックスくんが、季節限定プチ高級ブルーベリータルトを家族全員分食べていたことがありました。 あの時は、(楽しみに取って …
-
-
【フィラリア予防薬】いつからいつまで?気になる期間について解説
犬や猫のフィラリア予防は「蚊の出る夏だけで大丈夫」と思われがちです。 でも、実際それだけでは不十分なケースがよくあります。 フィラリア症の感染リスクは思っているよりも長く、お住まいの地域によっても異な …
-
-
ペットに五月病はあるのか?
こんにちは、うさパラです。 5月に入り、暑いと感じる日が増えてきましたね。ジメジメとした気候もあいまって、「何もしたくない~!」と会社や学校に行きたくなくなる人も多いのではないでしょうか?人ではこの時 …
-
-
天気とペットの意外な関係
気圧の変化で体調が悪くなる「気象病」。犬や猫も気圧の変化で体調が悪くなる子がいます。またてんかんなど持病もちの子は発作を起こすので要注意。気圧の変化を事前にチェックして備えてあげましょう。
-
-
飼い主も意外と知らない?犬猫雑学クイズ
こんにちは。うさパラスタッフです。今回は私たちにとって一番身近な動物ともいえる犬と猫の雑学をクイズ形式でお届けします。