2025/07/24
こんにちは!うさパラスタッフブログです。
近年は単身世帯や夫婦のみの世帯が増えてきており、それに伴ってペットをお迎えする人も年々増えているのだとか。
当ブログでは不動の人気を誇るワンちゃん&ネコちゃんをテーマにした話題ばかりですが、最近じわじわと人気な動物さんがいるそうで…
それが、「チンチラ」!

なんでもこのチンチラさんが近年人気だそうなので、今回はその生態に迫りたいと思います!
ちなみに筆者は猫好きなので、チンチラといえば長毛ペルシャ猫で知られているチンチラ猫のイメージだったので、このネズミさんを知った時はちょっとびっくりしました。

チンチラとは?

チンチラは南米アンデス山脈を生息の起源とするげっ歯目の小動物で、ネズミの仲間。
光沢のある艶やかな被毛が特徴で、現在は産業的繫殖に成功していますが、19世紀ごろはこの毛皮目的の乱獲があったため、野生のチンチラは現在でも絶滅危惧種なのだとか。
チンチラ人気の秘密
その1 モコふわな毛並み
なんといってもこのモコモコふわふわな毛並みの良さが人気!被毛の光沢を守っているのは皮脂腺から分泌されるラノリンという油だそうで、これを定期的に落とすための「砂浴び」が欠かせないそう。砂浴びの様子もまた可愛いのでSNSなどで人気となっています。
その2 長生き
チンチラの寿命は約15年。長いと20年以上生きるご長寿動物です。同じげっ歯目のペットでも、うさぎが約8年、モルモットが約5年、ハムスターが約2年と、犬猫に比べて寿命が短いため、チンチラは家族同然のコンパニオンアニマルとして長く一緒に居られることが人気の理由のひとつといえます。

その3 頭が良い
チンチラは体長20~30cmと小さい生き物なのにとても頭が良いといわれています。もともと野生のチンチラには社会性があり群れで生活していたそうで、知能が発達した種なのだとか。懐いてくれたり聞き分けが良かったりと、飼い主さんの期待に応えてくれる仕草を見せてくれることでメロメロになってしまうんだそうですよ♪
その4 臭くない
動物を飼う上で避けられないのが臭いの問題。ところがこのチンチラさんは体臭も糞尿臭も少ないことで有名です✨
飼うための注意点は?
小さい動物で、賢い、臭いも少ない、そして最高に可愛い!!という、飼いやすさ抜群に聞こえるチンチラさん、実は飼育はかなり難しいそう!
具体的には、もともと高山動物で冷涼な温度を好むため温度管理が必要だったり、前述のように定期的な「砂浴び」が必要だったり、コード類や家具などをかじらないように環境整備が必要だったり、社会性のある生き物なので十分なコミュニケーションが必要だったり、と注意点は枚挙にいとまがありません。
日本チンチラ協会という団体がチンチラ飼育の啓発活動をされているので、今後お迎えを検討している人は要チェックです!
また最近ではチンチラ系YouTuber??もちらほら出てきているため、動画でも情報収集ができそうですね♪飼えない方も動画で癒されそうです。
いかがでしたか?今回は犬猫びいきなうさパラが、普段あまりスポットライトが当たらない癒し系動物の「チンチラ」さんをご紹介しました。
それではまた✨✨
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